ごあいさつ

株式会社加藤水産 代表取締役 加藤 貴章

日本のスタンダードをめざして。

株式会社加藤水産 代表取締役
加藤 貴章

日本海沿岸からニシンが去っておよそ半世紀、日本の伝統食品である「数の子」と食文化を守るために続けられた不断の努力によって、市場は今、成熟期を迎えています。

加藤水産もまたその一翼を担い、創業以来、時代とともに変化する消費者のニーズに最高品質で応えるべく歩んできました。

私たち加藤水産がめざすもの、それは「Standard=標準」です。
業界の、市場の、さらには日本のスタンダードになること、そしてスタンダードであり続けることが私たち加藤水産の使命と考えています。

製品の品質はもちろん、生産ラインや施設などのハードウェア、スタッフの技術や意識、情報システム、研究開発力など、いわゆる経営資源のすべてが、スタンダードに不可欠の要素であり、それらのバランスのとれた進化なくして到達はありえないと確信しております。

いま地球上には「環境」・「ジェンダー」・「食糧」・「人権」等の様々な問題があり企業が現在求められているのは、利益の追求だけではなく、強い意識と危機感を持ってこれらの課題をクリアすべくどう取り組んでいくかという事であり、それが未来に選ばれる企業だと考えます。

今後も「数の子」を通じ、私たちにとって最高の栄誉である”質”の評価と定着、そして持続可能な社会に向けて、更なる企業努力を重ねてまいりたいと考えています。